はかり選びのコツ
はかり選びのチェックポイント
はかりを選ぶ際、最初に抑えておきたいポイントは大きく分けて3つ。
(1)量るものの最小値・最大値は?
はかりには計測できる限界値があります。極小品や重量物を計測したい場合は特に注意が必要で、はかりの最大計測量(ひょう量)と希望計測量との間に余裕を持たせておくべきでしょう(計測時の衝撃も考慮して)。
(2)量るものの大きさは?
積載面に比べて計量物が大きすぎると、はかり自体が傾いてしまったり、計量物が載せることさえ困難であったりするケースが考えられます。つまり正確な計測ができなくなります。台の上に一回りほど大きい板を敷くという方法もありますが、なるべく事前に適合するかどうか調べておきましょう。
(3)はかりの目量(目盛りの精度)は?
はかりには「目量」というものがあり、どの程度細かく計測できるかの“精度”を表します。最初に何g刻みで量りたいのかを定めておき、希望する目量より1桁細かい精度で計測できるはかりを選ぶことが重要です。10g単位で計測したいなら目量1gのはかりを、1g単位なら0.1gのはかりを選びましょう。
アナログ?デジタル?
量るものによって、「竿はかり」や「吊りはかり」といった「アナログはかり」と液晶を搭載した各種「デジタルはかり」を使い分けます。一般的にアナログは重量物に向いており、デジタルは視認誤差が少なく、高精度な計量が必要なケースに適しています。
はかり選びと価格
冒頭に「はかりを選ぶポイント」として、ひょう量(最大計測量)、積載面の大きさ、目量(目盛の精度)を確認してから選ぶことが重要であるとお伝えしました。それに加え、防水型、メモリー搭載型、デジタル表示型、といった機能面と計量物の特徴を照らし合わせながら「はかり」を選択するとよいでしょう。
さて、最後は気になる価格について。はかりの価格差は分解能と呼ばれる計測精度によるところが大きく、1/10000以上の高精度を誇るはかりであればそれだけ高価になります。一方、ひょう量や形状はほとんど価格に影響を及ぼしません。また最近のデジタルはかりは多機能になっており、その分価格に影響することがあります。本当に必要な機能であるかどうかを確認して、もっとも相応しいはかりを選択しましょう。正直なところ、業務用で使うのであれば、安価で低機能な「はかり」はお勧めできません。